今日買った本

 東方書店にようやく『シンガポール美的亜細亜食堂』が入ったので購入。うう、また東南アジアに呼ばれてしまう……行くか、肉骨茶食いに。

シンガポール美的亜細亜食堂(ダイニング)

シンガポール美的亜細亜食堂(ダイニング)

 高岡書店では、いつ出たのか知らなかった山本貴嗣画伯の『エルフ17』第5巻を購入。いやあ、楽しい。またまたSFと中国なくすぐりが多いのがうれしい。ところで、1987年発見の新疆の巨大鮭はどうなったのでしょうか……

エルフ.17 (Volume5) (CR comics)

エルフ.17 (Volume5) (CR comics)

 『武打星』2巻も購入。次巻、いよいよツイ・ハークが復活らしい。ところで、p115「胸に覚えの武師なれば力を貸さずにいられますまい!!」って、もしかして「腕に覚えの……」と言いたい?

武打星 2 (月刊マガジンコミックス)

武打星 2 (月刊マガジンコミックス)

 下北沢では幻遊舎にて、白石直典『九州・山口の西洋館』(西日本新聞社)を購入。500円。見ると下関の旧英国領事館が「下関考古館」とかなっていて、風景も古い。1988年刊。でも秋田商会とかは変わらない。

九州・山口の西洋館

九州・山口の西洋館

←さすがに写真なしですね。

劇団桟敷童子『博多湾岸台風小僧』

 チラシのビジュアルが気になったのと、博多から帰ったばかりということで、劇団桟敷童子の公演へ。最近、行ったことのない劇団へ行く機会が少ないせいか知らなかったのだが、99年結成というからもう7年目。それで、今回のスズナリが初劇場進出作品だという。
 それでも、初めて見る劇団に、期待とちょっとした不安を胸に足を運ぶのは、楽しい気分。

 博多で「河太郎」という川浚いなどを生業とする人々のどん底の集落が舞台。その暮らしを楽しむ者もあれば、成り上がって出て行こうとする者もあり、また新たに墜ちてくる者もいる。その集落に、マッチ工場での過酷な搾取労働を逃れて来た女工と、それを追うならず者たちが現れ、人々の生活に大きな波乱が訪れる。やがて、すべてを攫う台風が博多を襲おうとしていた……

 思っても見なかったのですが(というのは、最近の劇団という先入観があったもので)、どちらかというとアングラ系、というか唐組と新宿梁山泊系の芝居。と思ったら、主催は両劇団出身だったのですね。戯曲自体は唐的ではないのですが、演出とか見せ方にやはり相通じるものを感じました。
 とにかく、冒頭の歌からぐっと来まして(ああ、自分はほんと歌入り芝居が好きだなあ)、ラスト直前の一大スペクタクルでうわーっと来ました。テント公演ならあるのでしょうが、劇場でこれだけのケレン味のある演出は久々だったので、これまた感動もひとしおです。

 いや、いままでこの劇団を知らなかったことを後悔しました。今週末までスズナリで上演しています。
 http://www8.plala.or.jp/s-douji/

東京国際ブックフェア

 担当していた中国語辞典が「造本装幀コンクール」で受賞したので、東京国際ブックフェアに行く。

東方中国語辞典

東方中国語辞典

 どういうつもりだったのか、7月開催はやはり暑い! すごく久々にスーツにネクタイだったので、これじゃあホットビズだぜ。

 とりあえず、目の前にあったadobeのブースへ。気になっているInDesignCS2と新発売InCopyのデモ。いや、なるほどって商品だけど、ライターにまでこの環境を求めるんだ……と感心する。InCopy単体の機能もどこまでやれるかでしょうね。あまり機能を持たせすぎるとInDesignを食っちゃうし。アンケート書いて、金属製のブックマークもらう。

 目当てにしていたDVDの割引販売、紀伊國屋さん今年は書籍しか出していないようで残念。授賞式まで時間がなかったのでとりあえずぐるっと回った気になり、大修館で1000円均一のあじあブックスから、闘蟋の本と中国のこっくりさんの本を買う。購入後、あ、持っていたんじゃないかという思いに悩まされる。
 DTPワールドも、ブックフェアで買おうと思っていたのだが見つからなかった。出てないのかな……

ドナインシタイン博士の秘密学会に出席

 新宿のスペース107にて行われた、マサチュー工科大学摂津校ドナインシタイン博士主催による秘密学会に出席。思えば博士の学会は大阪で行われた世紀末学会「ハルマゲドンとかみなりどん」以来だ。
 今回も多彩な興味深い報告が行われたが、映像にて参加の大王が出色(?)。