キャラメルボックス ハーフタイムシアター2本立てに行く。
20周年おめでとうございます。
というわけで、ハーフタイムシアター2本立てである。
1本目はおなじみ『広くてすてきな宇宙じゃないか』。西川・大森コンビはやっぱり安心して見れますなあ。
2本目は新作『僕のポケットは星でいっぱい』。いやー、まいった!
(ここからネタバレ的になります)
柿本家サーガが来るであろうとは思っておりましたが、ここまで直に来るとは!
『欲望の翼』と『花様年華』をつなぐ『2046』のような作品でありました。
成井さんがはじめて書いた唯一の救われない大悪人(その後は若干いたような気がするが)だったあの男にまで、なんと幸せな(?)結末が用意されていたとは。
役者的には藤岡宏美の少年の復活がうれしい限りでした。
わざと入れておかれたタイムパラドクスも楽しい(ハリイ・ハリスン『テクニカラー・タイムマシン』のあれですな)。
次回作は『スケッチブック・ボイジャー』再演のチラシがあったが、昨日本屋で見た梶尾真治『クロノス・ジョウンターの伝説』の帯にはキャラメルボックス舞台化決定の文字が。
- 作者: 梶尾真治,森流一郎
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2003/06
- メディア: 文庫
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